9月8日(日)13:00~
毎年好評!!!
大塚富夫さんによる「銭形平次捕物控」の朗読会です。
今年の朗読作品は、
昭和9年発表の「兵粮丸秘聞(ひょうろうがん ひぶん)」。
盛岡藩南部家が登場する作品です!
朗読の前に、担当の千葉学芸員が
作品の舞台と、南部家の藩主や屋敷跡などについて解説をしました。
盛岡藩南部家の下屋敷は、現在の有栖川宮記念公園になっています。
「南部坂」と呼ばれる坂も現存します。
ちなみに上屋敷は、現在の日比谷公園です。
千葉学芸員、初担当の講座でした!
朗読が始まると
来場者の意識が、大塚さんに声に集まり・・・
胡堂の文章が、朗読によって活き活きとし、
平次と八五郎のかけあいの面白さや
事件の謎に迫る緊迫感や臨場感を感じられました。
バックの映像は、当館所蔵の江戸切絵図です。
そして、大塚さんが演じる平次親分は
ちょっと渋くてかっこいい~~~!!!
(平次の年齢設定は30歳前後なんですが……)
朗読後のトークもまた面白く、
止められない止まらない…(笑)
続きはラジオで! と、惜しまれながら終了。
会場の様子
この朗読会は今年で9回目になり
『銭形平次捕物控』全383編中9作品を取り上げました。
残りは374作品です(笑)
来年度の10回目も、どうぞお楽しみに!
2020.3.31 skym