気づいたら１１月ですね！！
先月から秋の音楽イベントのラッシュで、なかなか更新できずすみません(><)
まずはこちら！
１０月２３日（日）に開催しました【 第３４回野村記念講座 】レポートです。
野村記念講座とは・・・
野村学芸財団（昭和３８年に野村胡堂が私財を投じて設立した財団）の元奨学生らにが
胡堂のふるさと（紫波）への恩返しと、芸術文化の向上を願って
記念館開館当初から毎年開催している講座です。
今年は、第一部に、
東京芸術大学名誉教授でクラリネット奏者の村井祐児さんによる講演会、
第二部は野村学芸財団第１号奨学生で、
同じく東京芸術大学名誉教授である嶺貞子さんらによるコンサートです。
講演会は「丘の向こう側」という演題で
ユーモアを交えてお話してくださいました。
時々会場から笑い声も…（＾＾）
直接お話すると、とても気さくな方でした！
コンサートは、ソプラノの嶺貞子さんをはじめとし
チェロの平田昌平さん、ヴァイオリンの長岡秀子さん、ピアノの佐藤卓史さん、
そして、クラリネットは村井祐児さんが演奏をご披露くださいました。
平田昌平さん（チェロ）
♪サン＝サーンス「白鳥」など
長岡秀子さん（ヴァイオリン）
♪クライスラー「愛の喜び」など
佐藤卓史さん（ピアノ）
♪バラキレフの「イスラメイ～東洋風幻想曲～」など
独奏だけでなくピアノ三重奏やアンサンブルなどもあり
一流の音楽家による贅沢なコンサートになりました。
佐藤さん（ピアノ）、平田さん（チェロ）、村井さん（クラリネット）
♪ベートーヴェンの「ピアノ三重奏 第４番 街の歌」
ソプラノの嶺貞子さんを囲んで、アンサンブル
♪トスティの歌曲など
今回は、第１回から野村記念講座の総合プロデュースをされてきた
嶺貞子さんの最後のご出演でした。
野村胡堂の意志を継ぎ、次世代の若者たちの育成や、
胡堂の故郷である紫波町の芸術文化向上に多大なるお力を賜りました。
この功績と感謝の意味を込めて、紫波町から表彰状おおくりしました。
野村学芸財団第１号奨学生の嶺貞子さん
熊谷町長と嶺さん
嶺先生の最後のステージ。
帰り際には来場者に手を振り「また会いましょう」と声をかけられました。
いつまでもお元気で、またお会いできる日を楽しみにしております。
県内外からたくさんのご来場、誠にありがとうございました。
2016.11.17 sakuyama
