記念館概要

 小高い丘にたたずむ銀傘の館、野村胡堂・あらえびす記念館。 近くに清流北上川が洋々と流れ、北に岩手山が悠然とそびえ、西には生家が眼下に眺望できる景勝の地に建築されています。

 「野村胡堂」、「あらえびす」の著書をはじめ、数多く蒐集されたレコード、書籍、書画等貴重な文化遺産を長く保存し、文学・音楽等の振興に資するため、平成7年6月に開館いたしました。

建設関係資料

 当記念館は、岩手の代表的な建築様式「南部曲がり家」をモチーフに、平成3年に吉武泰水氏による基本計画の策定、平成4年に株式会社ディーシーによる基本設計、平成5年に建設に着手し、総工費約8億円を投じて平成7年に完成。その年の東北建築学会賞を受賞しております。

 ≪ 野村胡堂・あらえびす記念館 ≫
  • 構造/RC造・鉄骨造
  • 敷地面積/16,363㎡
  • 建物面積/1,103㎡(1部2F) 常設展示室・あらえびすホール・研究室・図書室・読書室・事務室 ギャラリーラウンジ・特別資料室1・特別資料室2
 ≪ 岡堂コレクション収蔵庫 ≫  平成24年3月に完成
  • 構造/木造 平屋建て
  • 延床面積 42.23㎡
  • 施設内容 収蔵室・風除室・レコード収蔵棚