野村学芸財団
野村学芸財団は、野村長一(胡堂)の私財、約1億円の寄付により、昭和38年2月25日に設立されました。
この財団は、世界文化への寄与と東西文化の交流を理念とし、若い人材の育成と新しい文化への助成を目的としています。
奨学金事業では、これまでに、高校生、高等専門学校生、大学生、大学院生と合計1128名(1963年~2011年)を採用してきました。この内、外国人の採用は、主にアジアからの留学生179名を数えております。
研究助成金の贈呈については、特に東西文化に対する比較学的方法による研究や東西学術、芸術の交流に対する研究を重視し、特に音楽を優先しています。自然科学では、基礎研究ならびに理論研究を優先させています。
野村学芸財団堂子会は昭和44年6月に発足した、野村学芸財団の奨学生であった卒業生たちの交流、親睦の会です。
岩手堂子会は岩手大学助教授箱石匡行氏を初代会長に岩手の元奨学生を中心として発足し、主な活動として、1年に1度の定期総会と懇親会、会報の発行、当館において「野村記念講座」を主催しています。
関連リンク
・野村学芸財団 ・あらえびすの会 |