この世にうまれて、芸術を味わう喜びは、何に譬(たと)うべきであろう。
文芸、美術、音楽、演劇それぞれの分野から、
掬(く)みとれるだけの高いもの、美しいものを掬みとって、
自分の生命を豊かにする望みがなかったならば、
何とこの世の味きなく淋しいことであろう --本書「レコードの聴き方」より--
昭和21年に出版された野村あらえびす著『音樂は愉し』が、復刻版として音楽之友社から出版されました。(☆当館でも資料協力いたしました。)
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