【 第249回 あらえびすレコード定期コンサート 】 3月20日(日)
今月は「ヴェリズモ・オペラから歌劇『カヴァレリア・ルスティカーナ』」をテーマに
フランコ・マウリッリさん(奇数月)のお話で進めました。
プログラム
♪歌劇『カヴァレリア・ルスティカーナ』より
「おお、ローラ、お前は花のように美しい」
「ママも知るとおり」
♪歌劇『友人フリッツ』より
「私の摘んだわずかな花を」
♪歌劇『イリス』より
「ある日、幼いころお寺に行って」 他
※すべてピエトロ・マスカーニの作曲
「ヴェリズモ」とは、19世紀末のイタリア・オペラに起こった傾向で
「現実主義」「現実派」などと訳されます。
「ヴェリズモ・オペラ」は
それまで、神話や英雄を扱った台本が選ばれていたのに対し
日常生活の現実的な出来事を扱った台本が選ばれました。
この最初の代表作が、歌劇「カヴァレリア・ルスティカーナ」です。
コンサートでは、物語のあらすじや歌手のエピソードなどをお話ししてくださいました。
ちょっと裏話……
実は今回、あまりにもマイナーな曲のために
鑑賞するのを断念したレコードがあります。
マスカーニ作曲の歌劇『仮面』のアリアのレコード。
この歌劇は、日本で上演することがほとんど無く
演奏しても序曲だけなんだそうです。
もしかすると、このアリアを聴いた日本人も少ないかも…!?
そんな、まぼろしのレコード…!
聴いてみたいですよね! (私はすごく聴きたい!笑)
今後、講師陣と相談して、
鑑賞する機会を作りたいなぁと目論んでおります(^^)
来月のあらえびすレコード定期コンサートは4月17日(日)です。
引き続き「ヴェリズモ・オペラ」の作品を紹介します。
アットホームなコンサートですので、どうぞお気軽にご来場ください♪
2016.3.25 sakuyama