6月27日(月)のあらえびすバスツアーは
鉄のまち【 釜 石 】を巡りました!
「鉄の歴史館」「釜石大観音」「海鮮丼」・・・
そしてメインの「世界遺産 橋野鉄鉱山」への旅です♪
当日はお天気にも恵まれ、青空と新緑のコントラストがとっても美しく、
バスからの景色も楽しみながら釜石へ向かいました。
途中休憩をはさみ、最初に訪れたのは【 鉄 の 歴 史 館 】
近代製鉄の父・大島高任(おおしまたかとう)をはじめ
先人たちの業績や、鉄と釜石の関わりを展示しています。
鉄の博物館 シアター
高さ14.6メートルの、原寸大の三番高炉の模型は迫力がありましたね~!
ここでは始めに巨大模型があるシアターで、
サイ太郎くん(←オリジナルキャラ!)と大島高任さんが
鉄づくりの歴史を紹介してくれました。
シアターを出ると、多くの展示資料がありました。
製鉄の様子やその歴史が分かったので
橋野鉄鉱山への予備知識はバッチリです☆
次に訪れたのは【 釜 石 大 観 音 】
海の方を向いて立っている高さ48.5メートルの観音像。
この内部に入ることができ、約200段の階段を上った先でみられるのが釜石湾。
ちょうど観音像の腕のあたりですね。
この日は晴れていたので、水平線までクッキリ見えました。
5年前に大暴れしたとは思えない、穏やかで本当に美しい海でした。
さて、階段を上ってエネルギーを消費した後は、お昼ごはん!
釜石駅前の【 丸 藤 】さんで大盛りの海鮮丼をいただき、大満足~♪
お昼のあとは、いよいよ世界遺産へ!!!
と、その前に、釜石駅でボランティアガイドさんと合流して、バスで移動しました。
移動中の40分間は、ガイドさんが鉄鉱山のことや、釜石の復興状況のことなど
たくさんお話してくださいました。
ついに到着! 世界遺産【 橋 野 鉄 鉱 山 】
始めにインフォメーションセンターの所長さんからお話を聞きいよいよ高炉跡へ!
現存する日本最古の洋式高炉跡「橋野高炉跡」及び関連遺跡は
2015年7月に「明治日本の産業革命遺産」の構成資産の一つとして
世界文化遺産に登録されました。
高炉の中央は、鉄鉱から取り出した鉄が炉底に固まってできた炉底塊。
大島高任の弟子が作った、一番高炉、二番高炉。
そして大島高任が作った三番高炉を、ガイドさんのお話を聞きながら見学しました。
一般に公開しているのは、登録された区域の10分の1だけなんだそう。
運搬路跡や採掘場跡は、現在公開されていません。
これについてはパンフレットに詳しく掲載されています!
水路をたどって歩きました。
産業の近代化に、西洋や欧米は200年かけたところ
日本はたった50年でやりとげました。これは世界に誇れること。
そして、幕末から明治期にかけて、主に九州地方で活発な産業が生まれた中
鉄鉱山を持つ釜石も、日本の産業近代化に貢献しました。
その立役者が、盛岡出身の大島高任です。
今回のツアーでは、岩手・釜石の魅力を体感することができました!(^^)!
ガイドさんとは釜石駅でお別れをし、紫波町へ向かいました。
帰りも途中休憩をはさみ、夕方の5時半頃に解散。
ご参加くださったみなさま、ありがとうございました!
==========見学した施設のご紹介==========
★鉄の博物館
開館時間:午前9時~午後5時 定休日:火曜 入館料:500円(団体割引あり)
★釜石大観音
拝観時間:午前9時~午後4時半 拝観料:500円(団体割引あり)
★釜石橋野鉄鉱山(インフォメーションセンター)
利用時間:午前9時半~午後4時半 入場料:無料
※2016年6月29日現在
==========皆さんもぜひ鉄のまち・釜石へ!!===========
2016.6.29 sakuyama