気付はあっという間に秋になりましたね!
駐車場の桜も、すっかり赤く紅葉しました(^^)
今日は、8・9・10月のレコードコンサートで再生した曲目を紹介します。
【 第266回あらえびすレコード定期コンサート 】8月19日(土)
8月は「真夏に聴きたいクラシック!」をテーマに、当館学芸員が進めました。
今年度は、年間12回のレコードコンサートのうち4回を
当館学芸員が担当することになっております。
8月は第2回目。「夏」にちなんだ様々な曲を選びました。
プログラム
♪組曲「王宮の花火の音楽」/ヘンデル
♪歌劇『ミニョン』より「君よ知るや南の国」/トマ
♪劇中音楽「夏の夜の夢」より/メンデルスゾーン
スケルツォ、夜想曲、結婚行進曲
♪前奏曲集より/ドビュッシー
亜麻色の髪の乙女(第1巻第8番)、花火(第2巻第12番)
♪「海」―管弦楽のための三つの交響詩的素描/ドビュッシー
ドビュッシーの前奏曲は、第1巻と第2巻を合わせて全24曲。
この曲集の最後の曲が「花火」です。
「花火」の最後の4小節には、フランス国家のメロディーがくれています。
注意して聴かなければ分かりませんが・・・。
「花火」というタイトルで選曲してしまいましたが、
ドビュッシーの、フランスに対する想いが垣間見える1曲でした(^^)
【 第267回あらえびすレコード定期コンサート 】9月17日(日)
9月は「クラシック名盤『楽聖物語』19 ドヴォルザークの郷愁」をテーマに
侘美淳さんのお話で進めました。
プログラム
♪交響曲第9番 ヘ長調「新世界より」
♪スラヴ舞曲
♪母が教えてくれた歌
♪序曲「謝肉祭」
すべてドヴォルザークの作曲
【 第268回あらえびすレコード定期コンサート 】10月22日(日)
10月も学芸員の担当月で「秋に聴きたいクラシック!」がテーマです。
「秋」にちなんだ曲で、前半を畑山学芸員が、後半を私が選曲しました。
プログラム
♪「四季」より 秋の歌/チャイコフスキー
♪歌劇『サムスンとデリラ』より バッカナーレ/サン=サーンス
♪弦楽四重奏曲ぢ17番 変ロ長調 狩り/モーツァルト
♪亡き王女のためのパヴァーヌ/ラヴェル
♪歌劇『愛の妙薬』より/ドニゼッティ
「みなの衆!きいた、きいた!」「人知れぬ涙」
♪歌劇『こうもり』より/ヨハン・シュトラウスⅡ世
序曲、「侯爵様、あなたのようなお方は」
♪組曲「展覧会の絵」/ムソルグスキー
ヴィヴァルディの「四季」が有名ですが、チャイコフスキーも「四季」を作曲しています。
しかも、12曲分です!
初めてお耳にかかる方もいらしたのではないでしょうか。
歌劇『こうもり』は、オペレッタの傑作と言っても過言ではない作品です。
ワルツの王ヨハン・シュトラウスⅡ世らしく、華々しくて、
体が揺れ動いてしまうようなワルツやポルカのリズムが多く取り入れられており、
10分ほどの序曲だけでも、ウィーンの雰囲気を味わえる1曲でした。
さて、次回の定期コンサートは、11月19日(日)午後2時~。
その前に!!
今年も「名曲喫茶あらえびす」が、一日限定で開店いたします!
名前は名曲喫茶ですが、1時間だけのSPレコードコンサートです。
コーヒーを飲みながらお楽しみいただけます。
11月5日(日)午後2時~3時。
コーヒー、お茶、リンゴジュースなどの飲み物代として200円。
ぜひご来場・・・、いえ、ご来店ください♪
2017.10.26 sakuyama