6月18日(月)は、NPO法人記念館協力会会員向けのバスツアーでした!
今年は「日本の技術と岩手の歴史を学ぶ」というテーマで
トヨタ自動車東日本岩手工場と岩手ヤクルト工場、丹内山神社を見学しました。
宮城県に本社を構えるトヨタ自動車東日本。
2012年に発足し、従業員は約7500人。
岩手工場では、C-HRとアクアを生産しています。
はじめに「結(ゆい)ギャラリー」と呼ばれる展示スペースで
会社の説明を聞いてから、見学スタートです!
ロボットによる組み立てがほとんどで
3万点にも及ぶ部品と、その多くの工程に驚きました。
最終的には、人の目で見て、手で触れて安全性を確認していきます。
「ものづくり」を間近に見ることができ
「生み出す」ことのエネルギーと技術の高さ、丁寧さに感動しました!
昼食は金ヶ崎の温泉「みどりの郷」でいただきました。
午後は岩手ヤクルト工場の見学。
小さなヤクルトが、どのような工程で出荷されるかを見学しました。
ヤクルトでできたヤクルトがお出迎え!
一日に220万本も生産されるそうで
工場の機械は目の回るような速さで稼働していました。
こちらも最終的には目で見て、手で触れ、
漏れ、破れ、穴がないか、きちんと包装されているかなどを確認するそうです。
ヤクルトが出荷されるまでの工程を、わかりやすく説明してくださいました。
(吹き出しマークがお気に入り)
(ツバ九郎かわいい……*)
ヤクルトスワローズに在籍する東北出身選手の紹介コーナーも。
36.風張選手と33.畠山選手は岩手県出身です! がんばれ!!!
例年は文化的な施設をめぐるツアーですが
今年は、まるで未来を覗いたような……そんな内容になりました。
大人の工場見学、とても楽しかったです(*^_^*)
さて、ツアーの最後は、花巻東和町の丹内山神社を見学しました。
この神社は834年ごろ、弘法大師の弟子が布教に訪れ、
不動尊を納めたことがはじまりです。
文化17年(1810年)に本殿を再興し、現在にいたります。
再興されたとはいえ、今から200年も前です!!!
文政10年(1827年)に石橋の欄干につけられた擬宝珠(ぎぼうし)
彫刻について説明する宮司さんの話を熱心に聞いていました。
外壁はもともと全てに鮮やかな色が塗られており
想像すると華やかな社殿だったろうなぁと思います。
本殿の裏には「胎内石」とよばれる大岩があります。
岩の間に隙間があるのですが、
女性がくぐれば子宝に恵まれ、
男性がくぐれば幸福が訪れるといわれています。
もちろん私もくぐってきましたよ!
丹内山神社には七不思議があります。少しだけ紹介します♪
「肌石」と呼ばれる石には雪が積もらない。
(館長が触ってみたところ「うん、温かい気がする!!!」とのこと)
こちらは杉の切り株。市指定の天然記念物です。
もとは高さ60メートル、根の太さは12.2メートルもあったそう。
樹齢2000年を超える巨木でしたが、大正2年に焼失し、
現在は根を大切に祀っています。
今回はたくさんパワーをいただいてきました♪
これからも仕事をがんばれそうです!
2018.6.20 skym
★おまけ★
産直かねがさきに寄って、お決まりのアイスを食べました♪
先日岩手も梅雨入りしました。元気に乗り切りましょうね~!