野村胡堂は、明治45(1912)年5月、29歳の時、
報知新聞社(現在の読売新聞)に就職し、昭和17(1942)年
60歳で退職するまで、新聞記事の傍ら小説家・音楽評論家
として執筆活動を続けました。
報知新聞社では、人物批評の記事で上司から執筆停止処分を
受けましたが、「時事川柳」の発案や小説・音楽評論の掲載で、
報知新聞の発行部数増加に尽力した功績があります。
今展では、新聞記者時代を追想した胡堂の直筆原稿(今年度新収蔵)を
初公開し、報知新聞記者・野村胡堂に焦点をあてます。
◆令和元年度 第2回企画展 ジャーナリスト 野村胡堂~報知新聞記者として~
◆開催期間 2019年12月10日(火)~2020年3月15日(日)
◆展示解説 12月22日、1月26日、2月23日
(いずれも日曜日、午後1時30分~)
※入館料でご覧いただけます。