6月も、あっという間に終りですね!
今月は企画展が始まり、開館20周年の記念式典がありと、盛りだくさんの一ヶ月でした!(^O^)
そして昨日は、IBC684ラジオカーが記念館にやってきました★
6月10日(火)~開催している企画展を取材していただきました。
なんとも赤がまぶしい!!!
放送内でも、胡堂の浮世絵へかける情熱や、作品創作の苦労などを紹介しましたが、
野村胡堂の『三万両五十三次』っていったいどんな話???
…という方が多いと思いますので、
今日は、物語の「あらすじ」を簡単にご紹介します!
時は安政5年の幕末、黒船が来航し、日本が開国した直後の物語です。
主人公の馬場蔵人は、江戸幕府の命令で京都の天皇のもとに、赴くことになりました。
アメリカとの、ある条約を結ぶ許可を得るために、
どうしても必要だった三万両という大金を、京都に運ぶ大役を任されたのです。
条約の締結に反対する攘夷派の武士たち、そして、大金を狙う盗賊たちが、
馬場蔵人を追いかけながら東海道を上っていく、波瀾万丈な旅物語です!
ある条約とは、実際にアメリカと結ばれた「日米通商修好条約」のこと。
主人公の馬場に命令した、江戸幕府の老中堀田備中守という人物も、実在しています。
どこからが作り話なんだろう?と思うほど、史実に基づいた物語になっているのです。
どうですか!?おもしろそうでしょう!?
自信を持って言いますが、、、この作品、おもしろいです!!!
では、なぜ「三万両」が必要だったのか…?
どうやって東海道を上っていったのか…?
その秘密は、また今度お話しましょう!(^皿^*)
展示は、広重の浮世絵版画『東海道五十三次』と照らし合わせて紹介していますので、
胡堂の作品の風景を、よりイメージしながら楽しめると思います★
パネル展示だけでなく、実際に作品も読めますよ♪
IBC684ブログでも、企画展を紹介していただきましたので、こちらもご覧下さい!
最後に、リポーターの村井さん(実は同級生!!)と記念にパチリ。
村井さん、藤原さん、ありがとうございました!
出演した記念に、ファイルとステッカーをいただいて、ルンルンです~♪♪
2014.6.27 sakuyama