6月10日(火)から、開館二十周年事業企画展、
歌川広重「東海道五十三次」 ・ 野村胡堂『三万両五十三次』 がスタートしました!
今回は、広重の風景画に大きな影響をうけて、
胡堂が執筆した長編大作『三万両五十三次』を紹介しています。
影響を受けただけではなく、
胡堂は、広重の風景画「東海道五十三次」を一枚一枚集めるほど熱中しました。
江戸文化に深い関心があった胡堂は、すっかり広重ファンになったようです(笑)
企画展初日は、FM岩手の紫波こびるFMさんの生中継!
写真は、紫波こびるFMのリポーター畠山泉さん♪
畠山さんは演劇が得意ということで、
胡堂の『三万両五十三次』の会話のワンシーンを、畠山さんと私(作山)とで演じてみました。
とーーーーーーーっても緊張しましたが、畠山さんご指導のもと、
楽しんで演じさせていただきました♪
お聞きくださったみなさん、ありがとうございました!!
(ちなみに、紫波こびるFMは、
毎週火曜日午後3時~放送!紫波町の話題たっぷりです!どうぞお聞きください♪)
会場は、このような雰囲気です。
写真には明るく映っていますが、作品保護のため、会場内は薄暗くなっております。
メインの展示会場までの長い道中(「東海道五十三次」だけに…笑)には、
広重との馴れ初めや、風景画にどれだけ熱中していたか、
作品の題材を決めるまでのいきさつ、創作にかけた苦労、自分が描いていた絵の話など、
アツく語っている胡堂の言葉を並べました。
ここも企画展の一部ですので、ぜひご覧下さい!
胡堂作品は「銭形平次」だけじゃない!
熱中して集めたものはSPレコードだけじゃない!
開館20年の節目に、みなさんが、まだ読んだことのない胡堂作品と、
広重の風景画にも熱中していた胡堂の一面に、出会っていただければ嬉しく思います。
企画展は三期に分けて開催しますので、詳しくはイベント情報をごらんください。
ご来館お待ちしています!