先月になりますが・・・
5月30日(土)に読売新聞社共催「あらえびすレコードコンサート」を開催し、
約70名のお客様が蓄音機の音に耳を傾け、午後のゆったりとした時間を過ごしました♪
このコンサートは読売新聞社さんと共催で行うイベントで、今回で3度目になります。
( いつもありがとうございますm(_ _)m )
講師は石鳥谷在住の音楽学研究家フランコ・マウリッリさん(^^)
( 昼はせっせと畑仕事。手料理の本格イタリアパスタは超おいしい!! )
そして今回特別に司会進行を務めてくださったのは、
テレビ岩手の平井直子さん!!
フランコさんとの掛け合いも(2年ぶりの再会なのに)息ぴったり!
笑顔でお客様をおもてなしする姿は、本当に素晴らしい。
私も勉強させていただきました(>_<)
さて、今回取りあげた『ラ・トラヴィアータ』は、
日本では『椿姫』という題名で親しまれているオペラです。
「ラ・トラヴィアータ」とは、イタリア語で「道を踏み外した女」という意味なんですよ!
ちなみに、小説であり戯曲でもある原作のタイトルは『椿姫』です。
ちょっとややこしい?
いえいえ、ちゃんと意味があって、このように別々の名前になっています!
ひとまずこの話は置いといて…。
コンサートでは、
♪乾杯の歌
♪ある日、幸福に満ちた幻のような貴女が
♪ああ、そはかの人か
♪燃える心を
♪プロヴァンスの海と大地を
♪さようなら、過ぎし日々の美しく楽しい夢よ
♪パリを離れて
・・・など、10曲のSPレコードを蓄音機で鑑賞しました。
どれも1900年代始めに録音されたレコードで、
今回一番古いものだと、1903年の録音がありました。
100年以上の時を越えて音が蘇る・・・なんとも不思議な感覚です!
レコードをこする「サーサーサー」という音や、針を落とすまでの緊張した空気も
SPレコードと蓄音機でしか味わえない楽しさだと思います。
フランコさんは、
椿姫の原作について、オペラの物語について、歌手について…などを解説し、
お客さまからの質問には気さくにお話してくれました。
あちゃ~!聴き逃したなぁ……という方に朗報です!(笑)
あらえびすレコードコンサートは定期的に行っています。
毎月第3土曜または日曜に開催しておりますので、どうぞお気軽にご来場ください。
詳しくはイベント情報をごらんください♪
この度ご来場くださったみなさま、大変ありがとうございました♪♪
2015.6.20 sakuyama