彦部公民館まつり

2月7日(日)に行われた【 彦部公民館まつり 】に野村館長が参加してきました!

 

・・・で、公民館まつりの何に参加したかって!?

 

それは、彦部公民館まつりの目玉!(…と思っている!)

「あらえびす一座」による、彦部の歴史を紹介する演劇です。

 

「あらえびす一座」は、年に一度

彦部公民館まつりのためだけに(!)旗揚げするんです。

 

今年も、地元小学校の校長先生方や児童館の館長、自治公民館長

彦部公民館関係者などを含めた地域住民20名ほどの

キャラクターの濃ぉ~い愉快なメンバーが集まりました☆

 

前日リハーサルの様子@彦部公民館

中央は野村館長!

 

大きな背景画は高橋セツ子さんに描いていただきました! しかも二場面ぶん!

立体的で色彩豊かな絵を、ありがとうございました(*^_^*)

 

 

今年の題材は、彦部に学問を普及させた

芝田甚兵衛(しばた じんべえ)という教育者の物語です。

 

芝田甚兵衛は、1794年~1837年までの43年間にわたり

彦部に寺子屋形式の塾を開き、「よみ・かき・そろばん」を人々に教えました。

 

通っていたのは彦部村の子供たちだけでなく

近隣の佐比内、赤沢、新堀の子供たちや青年も多くいたそうです。

 

 

そしてそして! 気になる野村館長の役どころは

彦部村に学問を普及させる師範を呼ぼうと、盛岡にある芝田塾を訪ねる

肝入り(世話人)の久兵衛さんの役。

 

本番では、野村館長お得意のアドリブ満載で、観客の笑いをとっていました。

館長さすがです!!(笑)

 

この演劇は、演技力どうこうよりも、地域の方々が彦部の歴史に興味を持ち

楽しく知っていただくことが最大の目的です!!(←前向きに考える!)

 

 

現在、大巻字門田には「芝田甚兵衛家塾跡」の碑が建てられており

彦部の正養寺には、甚兵衛のお墓と

甚兵衛没後50年を記念して胡堂の父である野村長四郎らが建てた碑が残されています。

さらに甚兵衛は、学問を教える傍ら謡曲も人々に伝え

このうたは大巻地区に歌い継がれています。

 

石碑やお墓は見学することができます。

興味のある方は、立ち寄ってみてはいかがでしょうか(^^)

※大巻字門田の石碑は個人宅の敷地内にあります。気になる方は、まずは記念館までどうぞ。

 

 

出陣前の記念撮影@大巻公民館

 

「彦部の歴史はまかせとけ!」教養高き男性陣!

野村館長は、前列左から2番目。

 

衣装や小道具はメンバーで持ち寄って揃えて、なんと、カツラは手作りです!!

演出やセリフ言い回し、言葉遣いや時代考証なども

あらえびす一座のメンバーで相談しながら舞台を作りました。

主役の芝田先生役は、小学校の校長先生。ハマリ役☆

 

「着付け、小道具、お手の物!」パワフル女性陣!

 

知恵を持ち寄って、おやつも持ち寄って、毎回楽しい稽古でした♪♪

 

彦部公民館まつりの様子は、2月8日(月)の岩手日報で紹介されています。

また、紫波町公民館のホームページでは

紫波町内の各公民館まつりの様子を見られますので、ぜひチェックしてくださいね☆

 

あらえびす一座! それでは、また来年(*^0^*)

 

 

P.S 学芸員が、芝田塾に通う食いしん坊のいたずらっ子役で参加したのは、

ブログを最後まで読んでくださった方だけに教える秘密です(笑)

赤いほっぺたに鼻水も垂らして、大暴れしました(^^;)

2016.2.10 sakuyama

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