【 第254回あらえびすレコード定期コンサート 】 8月20日(土)
今回、講師の事情により内容を変更して開催しました。
楽しみにしてくださっていた方々、申し訳ありません。。。
内容(テーマ)は変更しましたが
今回も名盤を存分に味わえるプログラムでお届けしましたよ!
今月は「スペシャルプログラム 真夏の夜にじっくりベートーヴェン」をテーマに
侘美淳先生のお話で進めました。
プログラム
超有名な小品から
♪エリーゼのために(ピアノ独奏)
♪君を愛す(歌曲)
ベートーヴェンの三大序曲から
♪歌劇「フィデリオ」より レオノーレ第3序曲
♪コリオラン序曲
♪エグモント序曲
ヴァイオリン・ソナタ
♪ヴァイオリン・ソナタ第9番「クロイツェル」より第1楽章
交響曲
♪交響曲第7番より 第1、2、4、楽章
みなさんがよくご存知の「エリーゼのために」から序曲まで
ベートーヴェンの有名どころをたっぷりと鑑賞しました!!
ベートーヴェンの曲を堪能できる贅沢もありますが
三大序曲の指揮者が
◆ブルーノ・ワルター
◆ウィレム・メンゲルベルク
◆ヴィルヘルム・フルトヴェングラー
そして交響曲の指揮を振るのは
◆アルトゥーロ・トスカニーニ
巨匠が勢ぞろいのプログラム!!
なんと贅沢なぁぁぁぁぁぁぁあ!!!
……と、心で叫びながら蓄音機を操作していました。
……ちょっとマニアックですか?(笑)
共感してくださる方がいたら嬉しいです!!!
ぜひレコードコンサートで一緒にお話しましょう!
そうそう。今回再生したレコードには
ちょっと特別なものが含まれていました(^^)
ケースは布張り。
こちらは ヴァイオリン・ソナタ第9番「クロイツェル」 です。
このアルバムのレコードを入れる袋には
たくさんの音楽評論家たちの原稿がデザインされているのです♪
もちろん野村胡堂(あらえびす)のも!
それから裏表紙を開くと
「野村胡堂先生贈呈 東京帝国大学法学部緑会」と書いてあります。
「東京帝国大学法学部」は胡堂の母校。
「緑会」とは、簡単にいうと、レコード鑑賞の会です。(お話はもちろん胡堂!)
「クロイツェル」のアルバムは、母校から贈られたものだったようです(^^)
胡堂は、本当に大切に保管していたようで
レコードの表面もピカピカ。
雑音も少なく、音がとても良かったです。
レコードを通して、胡堂の音楽への情熱を感じられたような気がします(^ー^)
さて、来月はどんな名盤が登場するでしょう!
お楽しみに~♪
=====第255回あらえびすレコード定期コンサート=====
クラシック名盤『楽聖物語』9 巨人ワグナー
日 時:9月18日(日)午後2時~4時(←いつものお昼時間に戻ります)
講 師:侘美淳氏
内 容:♪歌劇「ローエングリン」から「第3幕への序曲」「婚礼の合唱」
♪歌劇「タンホイザー」から「大行進曲・歌の殿堂を称えよう」
♪歌劇「リエンツィ」序曲
♪ジークフリート牧歌 ほか
参加費:200円(コーヒー・お茶代として)
申込み:不要です。お気軽にご来場ください。
※10月~3月までのプログラムをお配りする予定です。
=====秋の昼下がり、クラシックの時間はいかがですか?♪=====
2016.8.25 sakuyama