【 第255回あらえびすレコード定期コンサート 】 9月18日(日)
今月は「クラシック名盤『楽聖物語』9 巨人ワーグナー」をテーマに
侘美淳先生のお話で進めました。
プログラム
♪歌劇『リエンツィ』から 序曲
♪楽劇『ニュルンベルクのマイスタージンガー』から 第1幕への前奏曲
♪ジークフリート牧歌
♪歌劇『ローエングリン』から 第3幕への前奏曲
♪歌劇『ローエングリン』から 婚礼の合唱
♪歌劇『タンホイザー』から 序曲
♪歌劇『タンホイザー』から 大行進曲「歌の殿堂を称えよう」
いつもテーマになっている『楽聖物語』とは
音楽評論家あらえびす(野村胡堂)の名著『楽聖物語』です。
サブタイトルになっている「○○○な○○(作曲家)」も
(過去には「英雄ベートーヴェン」「旋律の泉シューベルト」など)
あらえびすが付けたキャッチフレーズなんですよ^^
そして今回のワーグナー。
侘美先生もおっしゃっていましたが、
一言で表すのが本当に難しいんです。
なので、あらえびすは「巨人」とつけていますね。
な、なるほど・・・(^^;)
そのワーグナーについて、おもしろいエピソードがひとつ。
胡堂がまだ上京して間もない明治35年の夏。
盛岡中学時代の友人・石川啄木が訪ねてきて
ワーグナーについて論争したことがあります。
啄木は「ワーグナーは劇詩人」と論じ
胡堂は「音楽無しに語れない」と論じ
ふたりで大論争したそうです。
こちらも『楽聖物語』に思い出話として記しています♪
さて!
後記レコードコンサートのスケジュールが決まりました!
毎月開催しますので、ぜひ一度ご来場ください。
12月はクリスマスのお菓子付きですっ☆\(^◇^)/
2016.9.21 sakuyama